住宅費で損をするケース

住宅費はできるだけ抑えるに越したことがないし、ここを低く抑えると生活する上で固定費を大きく節約出来る。

 

一番住宅費を節約する方法は言わずもがな実家に住むこと。でも、みんながみんな地元にいるわけじゃないし都会に出てるし働いているから現実的ではない。

 

逆に、住居費がかかる方法は

土地を買い、大手ハウスメーカーで建てること

 

皆さん耳にされたことがあると思うが「建築条件付き」の分譲地がある。これはハウスメーカーがいい土地を自社のお金で購入しているわけで、他社と相見積できない分土地、建物共に高くつくケースが多い。

 

他に高くつくケースは、

共用施設の整った駅近マンションの購入。

 

分譲マンション業者は、土地の仕入れをめちゃくちゃ高く仕入れる。今の会社で、駅前の土地の入札案件があったのだけど、分譲マンション業者と競争だった。こちらは1坪辺りの値段を100万円で札入れしてたのだが、相手は倍の200万円。それだけ戸数を稼げるのもあるのだが、200万円で仕入れた土地はマンション購入者に分けられて販売され、豪華な共用施設の整ったマンションは管理費が月々かかる上に、その管理費も将来何かあれば上がる可能性もある。

利便性と引き換えに将来かかる住居費はかなりのものとなる。

 

メーカー勤務中の僕が言うのも変だが、ハウスメーカーの広告に踊らされないこと。購入意欲を掻き立てる土地情報が多く載ってたり、商品宣伝に多額のお金をかけ、商品力以外の認知度や安心感をハウスメーカー側で既に支払っているので一般の購入者の手元に行く時はかなり高額になっているわけだ。

 

今、日本には住宅が山ほどある。空き家も年々増加しており、15年後には約2100万戸の空き家が出ると言われている。今日本には約5800万戸の住宅が存在していて、仮にこのまま住戸数が減らずに推移するとしたら、空室率約36%にのぼる。

 

自分は今北関東に住んでるけど、現状はこうだ。便利で新しくきれいな場所に人は集中し、人口増加時代に大量に作られた古い町は役目を終えたように人がいなくなっている。当然子育て世代は新しい環境の整った場所に住まいを求める。

 

住宅の価値は一般的に耐用年数で判断されることが多い。構造で大半を占める木造住宅は、耐用年数を22年と定められており、築22年を超えた物件は実質評価が[0]になる。

 

この評価の下がった住宅が実はお得物件だったりする。実質土地の値段だけで住宅が手に入るケースもある。(ただ、耐用年数がない物件は融資付に困ることもあるので注意が必要)

 

住宅費で損をしない為にも、この中古住宅にも目を向けることをお勧めします。建物はかなり

持つように出来てますので👍