与沢翼氏の本「ブチ抜く力」

最近、与沢翼氏のTwitterを拝見することが多くその中で本が出版されるツイートを発見。

 

歳が自分より1歳上で、何かと話題になっている人ということで、「ブチ抜く力」とかステキなタイトルでの本だったこともありKindle版で購入、読んでみた。

 

与沢翼氏のイメージはいわゆる「ヒルズ族」の言葉がピッタリの、イケイケ実業家。なりたいと心から思わないとたどり着けない世界。チャラ男なイメージしかなかったのが正直なところやけど、秒速1億円を稼ぐ男とかいうネーミングが醸し出す胡散臭さと言ったらもう……

 

でもこの本を読んで最初に思ったことは

 

異常なまでのこだわり、熱意、上昇志向を持った、魂を削って生きる「男が惚れる男」でした。

 

平和主義と協調が処世術とずっと思って生きてきた35年間やけど、それじゃあ対した高みにもたどり着けない、ブチ抜けない、目立たない、ただの良い奴で終わるんちゃう?と考えを改めさせられた本でした。

 

人を動かすにはまず自分をさらけ出して、怒りを顕にして、情熱をぶつける、考えをぶつける、議論する、有耶無耶にしないことが本当に重要で、自分はこうしたいんだとはっきり意思表示し、それから夢を語る。絶対に負けたくないと心に誓う。

 

どこか他人事で、浅瀬に立って海を理解したとか公言してきた自分の浅はかな考えを今一度見直す機会がやってきたことに感謝。

 

【今の自分】事なかれ主義、人に同調しすぎる、行動するも浅いところで留まり深く追求しない、怒りをもてない、衝突を極端に避ける、現状に甘んじる·····自分で書いてて嫌になるわ笑

 

怒れる人とは·····1つの物事に徹底的にこだわり、誰にも負けない努力をしてきた結果、悔しさ、プライドが傷つけられる瞬間に怒りがわく

つまり真剣に深く物事に取り組める人がようやく怒りをもてる、人を感動させることが出来る

 

熱意を持った人とは·····現状に甘えない、常に夢、目標、軸を持って動いている人、主体的に動いてる人、わがままな人

 

上昇志向を持った人とは·····人に負けたくない気持ちを強くもち、馬鹿にされたくない、勝ち続けたい意欲が根付いている人

 

小手先の考えや上っ面な付き合いでは印象に残らない、ただの良い人止まりで人なんて動かせない。土地なんて預けてもらえない。声高らかに意見を言う、考えを伝える、オドオドしない、遠慮しない。人に嫌われようがこうしたいんだと心から伝える。

 

35歳にもなってモラトリアム期を迎えてる。初心を思い出したような気持ち。新入社員のころはもっと情熱的に意見を言ってきたのを思い出した。情熱が続かない性格、楽な方に逃げる性格はいつか決定的な人生のミスを犯す時が来ると思う。今再確認出来て良かった。

 

【1つのことに魂を売りブチ抜いていこう】

 

本の一節にあった、なかなか出会えない素敵な言葉を胸に刻みたい。